ポトスの育て方 初心者でも簡単!

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ポトスは初心者でも育てやすい植物です。サトイモ科に属するポトスの原産地はソロモン諸島の東南アジアで暖かい気候を好みます。

ツルが長く伸びるのが特徴でハンギングバスケットなどで上から吊り下げたり、支柱を立ててポトスタワーを作ることもできます。ポトスの特徴を活かしてさまざまな育て方を楽しみましょう。

日々のお手入れと育て方のポイント

ポトスの置き場所

ポトスは耐久性が強く、日陰でも育てることができますが、直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまう恐れがあるため半日陰の場所で育てるようにします。

水やりの頻度とお手入れ

水やりの頻度に決まりはありませんが、土の表面が乾いたら鉢底から出るくらいたっぷりと与えるのが基本です。葉っぱに霧吹きで葉水をし、たまったホコリはそのままにせず拭き取るようにします。

植物は葉っぱを通して二酸化炭素を吸収し酸素を放出するためホコリが溜たまってしまうと呼吸しにくくなります。キレイな葉を保つためにも必要なお手入れです。

植え替えタイミング

ポトスを元気に育ていくには1~2年に1回のペースで植え替えます。植え替えを行う時期は暖かくなる5月~9月の天気がいい日に行うのが適しています。その他にも次のようなサインを見つけたら植え替えてあげましょう。

  • 水はけが悪くなってきた
  • 葉っぱに元気がなく色が変わってきた
  • 鉢の底から根が伸びてきている
  • ツルが伸びすぎて形が崩れてきた

ポトスのツルが伸びてきたら?ポトスの剪定ポイント

ポトスを育てていくとだんだんとツルが伸びてきます。伸びたツルをそのままにしておくと混みあったツルで風通しが悪くなり、ハダニなどの害虫が付いてしまう可能性があるため必要に応じて行います。

剪定したツルで増やすことも出来るのもポトスの魅力の一つです。延びてきたツルの状態を確認します。切り落とす際は先端から3~4節を残し、5番目の節のすぐ上の部分で切ります。

切ったツルは水に挿しておくと新しい根が出てきます。根がしっかり伸びてきたら新しい鉢に植え替えます。

基本的なポトスの植え替え手順

ポトスは用土で育てたり、ハイドロカルチャーを使って水耕栽培することもできます。それぞれの方法で用意する物も違ってきますのでひとつずつご紹介していきます。

用土を使って植え替える方法

用意するもの
  • 底に穴のあいたひと回り大きい鉢と受け皿
  • 観葉植物用の土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • スコップ
  • ハサミ
植え替え手順
  1. 新しい鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底石を鉢底が隠れる程度入れます
  2. ポトスを針から取り出し傷んだ根があれば切り落とし根を軽くほぐし土を落とす
  3. 新しい鉢に観葉植物用の土を3分の1ほど入れる
  4. 取り出したポトスをバランスを見ながら置き新しい土を隙間なく入れる
  5. たっぷりと水やりをする。受け皿に残った水は捨てるようにします

ハイドロカルチャーを使った植え替え

用意するもの
  • 鉢の底に穴が開いていない鉢
  • ハイドロボールやゼオライトなど好みの人工土
  • ハサミ
植え替え手順
  1. 新しい鉢に好みの人工土を3分の1ほど入れる
  2. ポトスを鉢から取り出し傷んだ根や根が詰まっているようなら切り落とし土を落とす
  3. 土を落とした根を水でキレイに洗い流します
  4. 新しい鉢にポトスを入れ隙間なくハイドロボールを敷き詰めて安定させる
  5. 水を鉢の5分の1程度まで入れる

植え替え後の管理

ポトスを植え替えた後は直射日光の当たらない半日陰に置きます。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。

まとめ

ポトスは初心者でも簡単に育てることができる植物の一つです。伸びてきたツルで増やすこともでき、水耕栽培にも適しているためお気に入りの容器でオシャレに育てることができるのも魅力です。

ポトスは日陰にも強く、繁殖力も強いので管理も比較的難しくありません。お気に入りのポトスを見つけてポトスライフを楽しんでください。

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